宮崎県高鍋町との企業立地協定書調印について

~牛の飼料であるTMR(混合飼料)の製造販売事業に進出~

 グループ会社の日本自給飼料生産普及センター株式会社(通称:宮崎TMRセンター)は、宮崎県高鍋町と企業立地協定書に調印いたしました。合わせて、宮崎県より立地企業の認定を受けました。

 現在、畜産業界が直面する高齢化、新規就農者不足などによる労働力不足、近年の輸入飼料の原料価格の高騰は、畜産事業者の経営に大きな影響を及ぼしています。2022年4月の事業開始を目指す宮崎TMRセンターの立地する宮崎県児湯地域ならびにその他地域においても例外ではありません。本TMRセンターの設立により、労働環境の改善、飼料の品質向上による経営の安定、飼料用作物栽培を集約することによる農地利用の拡大が実現し、畜産事業者がかかる課題を解決できることが可能となります。
このような次世代へ繋げていく取り組みにより、宮崎県児湯地域ならびに県内の畜産業の健全育成を図り、地域ブランドの確立、農家の所得向上、新規就農者の輩出に貢献して参ります。

 TMRセンター:「TMR(Total Mixed Ration)」とは、粗飼料と濃厚飼料、ミネラル・ビタミン等をバランスよく含む完全混合飼料のことで、それを生産する施設をTMRセンターといいます。いわゆる「牛の給食センター」です。

■会社概要

事業主体日本自給飼料生産普及センター株式会社
代表者小野隆一、目野和幸
資本金3百万円(トゥルーバアグリ株式会社40%、代表者ほか60%出資)
2021年9月1日付けで兄弟会社である日本農村機能高度化推進機構株式会社52%、
トゥルーバアグリ株式会社48%に出資比率を変更
(2021年8月31日付けで優先株による50百万円の増資予定)
本社所在地宮崎県児湯郡高鍋町上江堺谷6564番154
設立年月2020年10月
事業開始2022年4月(予定)
事業内容飼料用作物の生産、混合飼料の製造及び販売
ミッション畜産事業者の理想の飼料を生産し、各事業者の生活を豊かにする